注文住宅だからこそ、こだわりたい


こんにちは!新弟子マッコーです。

最近は昼夜の寒暖差が激しく、なんだか疲れやすいな~なんて方もいらっしゃいますか。

この季節の変わり目に、がたっと体調を崩してしまいそうですよね。

お年寄りや小さなお子様はもちろんですが、

大人だって疲れがたまっている時は、とくに注意したいところですよね。


さて、前回は基本の「き」

お家づくりの基礎工事についてお話させていただきました。

やはり皆さん、安全な暮らしを大切にしたいと思う気持ちが強いのではないでしょうか…



今回のお話は「き」つながりで…


「木」のお話です。


せっかく注文住宅を建てるのであれば、木材にもこだわりたいところですよね。

しかし、新弟子マッコーは兄弟子に問いました。


「どの木がいいの?」「木って一つじゃないの?」「そもそも木ってなに?」


???だらけなんです。

でも、素敵なお家が欲しいんです。


プロでないかぎり、どんな木が良いのか判断することはとても難しいことです。

だからといって業者さんに任せきりなのも考えものです。

大切なのは木材の種類とそのメリット、デメリットを把握して

「我が家にあった木材」を選択していくことだと思います。


木材にもさまざまな種類があります。

国産、外国産を含めるとたくさんの種類があり、それぞれ硬度や加工のしやすさなど

さまざまな特徴があり、大きく異なります。



お家をたてるとき、木材を選ぶ前にその家に住む家族構成や

ライフスタイルを考慮することが大切です。

例えば、小さい子供やお年寄りがいる家族の場合、

家に使う木材は安全と安心を第一に考えます。

子供とお年寄りは、足腰が弱いのです。

子供は成長が未発達ですし、お年寄りは老化や持病により

筋肉や骨が弱くなっていることがあります。

それに、日本は地震大国…

強度も気になることろです。


せっかくお家をたてるなら、その家に住む人が安心して暮らせる家を建てたいですよね…



それでは本題にいってみましょう!!!


「無垢材」とは

無垢材は1本の大きな木をまるごと建材として使っています。

無垢材の大きなメリットは厳しい風土に適した木材だということです。

無垢材の特徴は木材として切り出されても呼吸し続けていることがあります。

ジメジメしている梅雨の時期は湿気を吸い、

空気がカラカラと乾いた時期には湿気を吐き出します。

「調湿作用」というものが備わっているのです。

この作用のおかげで、無垢材で作った家は高温多湿な夏と

低温乾燥な冬を乗り切ることができるのです。


また、無垢材は加工のために接着剤等を使用しないため、

アレルギーリスクが少なく、安心して過ごせる体に優しい家といわれています。




「集成材」とは


集成材とは小さな木材を接着剤等で貼り合わせ、建築用木材として加工したものです。

硬度があり加工しやすいことから、品質にバラつきが少なく安定性もあります。

大量生産えできるので、多くの業者では集成材を使っています。

集成材は木の美しさを感じたいけれども、材料費は押さえたいという人におすすめです。

また、表面加工もされているので汚れが付きにくいというメリットもあります。


ただ、無垢材と比べて材質が硬く、足腰への負担になること、調湿作用がないこと、

また、耐久性も無垢材に比べれば、劣る部分があることがデメリットとして挙げられます。


シックハウス症候群が問題となった時期もあります。

これは原因となるホルムアルデヒドが出る接着剤を

使用していたために起こってしまうのです。


近年では、危険な接着剤の使用は禁止されているため、

体に害の少ない接着剤を使用し加工されるようになっています。

国の基準を満たした安全性の高い接着剤を使用した集成材を使用することで

硬度を活かした家づくりを可能にします。





森田の家づくり


本社はHPトップでも紹介しているとおり

県産木材を使用した家づくりを行っています。

「木」は生き物。

良い木を使い、人が快適に暮らせる家づくりを目指しています。




「適材適所」

人の能力によってそれぞれに合った仕事につくことを指す言葉です。

そもそもこの四字熟語は日本家屋を建てるときの

木材の使い分けからきています。

木材は木の種類や加工方法によって、その特徴が違いますが、

「適材適所」によって丈夫で優しい家づくりを実現しています。




県産木材を使用することは地産地消につながります。

その土地で太陽の光を浴び、すくすくと大きく育った木は、

その土地の気候、風土をよく知っています。

その木を森から伐採します。

写真は青森県産木材の丸太です。迫力がありますよー!



伐採したばかりの木は水分量が多いので乾燥させます。

含水率20%にまで下げます。長い時間を費やし、ゆーっくりと乾燥させます。

下がらない場合は木材乾燥機の出番です!

乾燥させることで、耐久性があがるのです。

そのあと、家づくりに使用できるような角材へと加工されます。


工場で加工された木材を当社作業場へ運びます!


これが柱になります。加工された木材を乾燥させます。



伐採された森には新たに木を植え、また森を守ります。

私たちが輸入木材を使用せず、身近にある木材を有効に活用することは

ほかの地域の木材の過度な消費を抑えるとともに、

運搬に使用されるエネルギーを抑え、資源の浪費を防ぐことができます。

また、地域で育った木材を使用し、地域で用いられている工法や技術を

利用して住宅を建てることにより、その地域の気候と風土、

そして文化にあった家づくり、街づくりができるのです……




今回は木材についてお話ししました。

無垢材と集成材。

そちらもメリットとデメリットがあります。

柔らかい素材にしたいところは無垢材を使用し、

強度を必要とするところは集成材を使用していきます。


「適材適所」の言葉のとおりですね。



柱は家の寿命に大きく関係するとても重要な部材です。

お客様の暮らしを考え、安心安全な家づくりを提供することが

我々の役割だと考えております。

ですから、一本一本の木を心をこめて選ばせていただきます。




長くなってしまったかな~

それでも、みなさんにぜひ知ってほしい!ぜひこだわってほしい!

と思う新弟子マッコーでした。

木の特性を活かした家づくりは、人が安心して暮らせる家づくりにつながることでしょう。





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