上棟式
こんにちは。一昨日には、北海道で雪が降り、とうとう冬がやってきたようです。
我が家でも薪ストーブが大活躍です。
さて、今回は「棟上げ」や「上棟式」についてお話していきましょう。
家を建てることになり、この言葉をはじめてしった方も多いのではないでしょうか。
棟上げとは
木造住宅の建設工事で、最後に屋根を架け、柱・梁(はり)・屋根といった
家の骨組みになる部分が完成します。
この最後に組む木材が「棟木」と呼ばれているため、家の骨組みを作り上げることを
「棟上げ」や「建前(たてまえ)」や「上棟」と呼びます。
この作業は2~3日で作りあげます。
この作業はとても大がかりなのです。
上棟式とは
上棟式は家屋の守護神と大工の神様を祀って、棟上げを無事に終えることができたことに
感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈る儀式です。
神恩に感謝するとともに施主は建築現場の関係者に料理やお酒をふるまい、
手土産やご祝儀を渡したりするなどして、労いの気持ちを表します。
最近では略式で行うことも増え、儀式というよりも、集まってくれた大工さんを含めた
すべての人たちに感謝をしたり、挨拶をしたりする機会という意味合いが強くなっています。
簡略化されていますが、上棟式を行うことによって、大工さんとの距離が縮まり、
今後、何か困ったときに相談ししやすい関係性が気づけるメリットもあります。
実際の写真です。
土台がおわりました。
一階部分の完成です。
2階部分です。
屋根があがり完成しました。
上棟当日、大工さんはとてもかっこよく見えます。
力強く、そして軽快でチームワームよく家を組み上げていきます。
棟梁は段取りに徹し、安全や材料の手配、工程の準備と要所のチェックなど。
とても大変な作業であることがうかがえます。
素敵ですね。
上棟は家づくりのなかでも大切な祭事です。
それは高所作業が多く、事故やケガの危険性も上がります。
故に上棟式を行い、工事の無事を感謝するのです。
上棟がおわると、図面でみていたものが、立体化し空間として体感できるはずです。
いよいよ「家をたてた」ことを実感する方も少なくありません。
お施主様にとって一生に一度の上棟式が素敵な思い出になる、お手伝いができればと思っています。
今日は大切な上棟式についてのお話でした。
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